テクニカルプア

備忘録と若干の補足

13 インチ MacBook Air (M2, 2022) を買った

Asahi Linux をいれて KDE を動かした図。ターミナルは kitty を使っている

GPD Pocket をメイン機として使うには(正確には常時給電しっ放しで使うには)

のとおり色々と限界があることがわかった。よってメイン機として使う PC を新たに用意することにし、GPD Pocket は Arch Linux が使える携帯端末的な位置付けとすることにした。

中古 PC をどうこうする世界の動向をもう追っていない為その方面を攻めないほうがよいなと思ったので新品の PC を買うことにし、モニタとキーボードがついたマシンが欲しかったのでラップトップとし、そのうえで US キー配列のマシンが欲しかったので ThinkPadMacBook くらいしか候補が無く、新品の ThinkPad には興味が無いので MacBook になり、Touch Bar は要らないので MacBook Air にした。大枚をはたく覚悟は決めてたので CPU / GPU / RAM は増やせるだけ増やし、やっぱり大枚になりすぎたのでストレージはじめ他の削れるところは全部削った。

いまこの記事は MacBook Air から macOS で書いている。現状は macOSAsahi Linux とを両方使えるようにしてある。Asahi Linux 側は本稿冒頭の画像のように KDE を Wayland で動かすようにして一通り使える状態にはしてあるが、やはりデスクトップマシンという面では macOS で動かしたほうが相当楽ということがわかった。ずいぶん長いこと Linux デスクトップを使ってきたが、macOS ってのはずいぶんと快適なんだなあとしみじみ思った。

ThinkPad への憐憫の時期は MacBook を新品で買ったことで終止符が打たれた。わたしのひとつの時代が終わったと思う。

余談:Asahi Linux について

  • The first Asahi Linux Alpha Release is here! - Asahi Linux に従えば本当に何もトラブルなく M2 な MacBook AirLinux が動いたので感動した
  • 外部モニタを認識してくれていない感じがする
  • KDE + Wayland で使っていると kitty が CPU を全コア食い尽してすごいことになる
  • インストールが終わったら素直な Arch Linux になり慣れ親しんだ世界がやってきたので嬉しくなった
    • Arch Linux ARM がセットアップされるのでそれはそう
    • インストール直後は wifi 関連が死んでる(デバイスは認識されているので iwd + systemd-networkd とかでやればよい)ところまでいつもの世界だったのでニッコリした

追記

よく読んだら対処法ではなく将来の展望でしかなかった。とうぶんは本体側モニタのみで頑張る必要がある。

Apple GPU drivers now in Asahi Linux - Asahi Linux で完全に解決した。すくなくとも体感上は macOS と同程度のグラフィックになった。