2015-03-08 追記
x86-64でも動くという情報をいただいた(x86_64 Linux上でELECOM WDC-433SU2Mを用いて802.11acな通信を実現する)。リンク先記事で紹介される方法で利用が可能となる。
ただし、Arch Linuxの場合はlinux-headersによるファイル群が /lib/modules/`uname -r`/ に配置されるので、Makefileにおける変数 "LINUX_SRC" は "/lib/modules/$(shell uname -r)/build" のままである必要がある。
また make install 後 modprobe を忘れずに(さもないとハマることになる。本記事コメント欄参照)。
id:grafiさん、有難うございました。
2015-03-11 追記
動作が確認できたカーネルは3.18系のもので、3.19.1では(少なくとも私の環境では)コンパイルに失敗した。
Elecom WDC-433SU2Mで802.11acな通信を実現したかった - テクニカルプアの続き。
以前の記事と同様の手順をx86-64な環境ではなくx86(Archでいうi686)な環境で実行し、そのままx86な環境で使用してみたところ、WDC-433SU2Mの動作に成功した。ただ、思ったような速度が出ず、802.11acとして接続されているのか不安になっている。でもまあいい感じに通信してもカーネルパニックは起こさないので、動いたとしてよいと思う。
というわけでドライバはx86向けに書かれていたようだ。
一応環境を以下に示す。同じバージョンでx86-64な環境ではカーネルパニックを引き起こした。
$ uname -r 3.14.6-1-ARCH $ gcc --version gcc (GCC) 4.9.0 20140521 (prerelease) Copyright (C) 2014 Free Software Foundation, Inc. This is free software; see the source for copying conditions. There is NO warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.